第19節 FC東京戦

こんばんは。


FC東京の選手たち、強かったですね。


というのも、「三週間の”遅いプレシーズン”を過ごして濃密な練習・訓練を経たはず。これまでよりももっと意図を持って試合運びができるはず」と、期待を持ちすぎたのかもしれません。


公式ホームページの日記更新もほぼ無く(タグマは更新あったようですが)、練習はうまくいっているのか、選手は調子が上がっているのか、逆に故障やコロナ罹患に遭遇していないか、など、情報が無いことで余計に期待感が高まっていました。


しかし、我らがヴォルティスは今年J1に再挑戦する立場ですし、何もJ1で確たる地位を持っているわけではないことを、改めて感じさせられた試合でした。



単純に感じたのは、徳島ヴォルティス研究所さんもツイートしているとおり、FC東京の選手は、総じて脚が速いハヤイ!



相手が早く感じたのは、我らがヴォルティスの選手達がなまくらというわけではないと思います。ただ、リカルド監督サッカーの序盤にあったように新しいダニ監督サッカーの理解が追いつかず迷いがある分、動きが遅くなっているのだと感じました。


今回の試合の垣田選手のヒートマップ(DAZNで 1:14:13くらい。リンク貼り付けしたいのですが、やり方が分かりません。スクショも何故かとれませんでした)を見ると、戦術上、かなり動く範囲が限定されていることが想像できますね。また、いままでは石井選手が年齢的にアジリティが低くて引っかかっていたと思っていましたが、カカ選手やジエゴ選手も何度も引っかかりました。


特に脚の速い選手を揃えたFC東京の戦術にはまってしまいましたが、新しい戦術への迷いだったり、かみ合わないことがプレーを遅くさせているのだと思います。まさに今乗り越えるべき試練なのでしょう。プレーしている選手も、今は息苦しいのではないかと思います。


リカルド監督のサッカーでも、これをガマンして乗り越えたヴォルティスのスタッフや選手がいて、他のチームが一朝一夕では獲得し得ない強さを身につけたのだと思います。ダニ監督と岩尾キャプテンを信じて、応援していきたいと思います。



あと、ひさびさに登場のジョエル選手。良かったですね。パスの受け方とトラップの安定感。その次のパスの落ち着き具合は周りに安心感を与えているように感じました。徳真選手の水を運ぶ動きも良いのでどちらが、という話は出来ませんが、ジョエル選手もこれからが楽しみです。


渡井選手も少しずつ、まるで出し惜しみをしているかのように、本性をJ1で表しつつありますね。応援している側はヤキモキしますが、今後の爆発は間違いないと思います。とても楽しみです。


前半戦が終わり、残留県内に居る事は素晴らしいことです。おそらく、周りのチームからみたら分析しにくいと思いますので、まだまだ残留の希望はあると思います。こちらもしっかり応援していきたいと思います。


頑張れヴォルティス!