第38節 ギラヴァンツ北九州
こんばんは。
前回更新から早くも6節が経過してしまいました。
明治安田生命J2リーグ戦も後4試合を残すのみとなりましたね。
まだ振り返るには早いですが、今年のコロナ禍のなか、また過密スケジュールの中で、リーグ戦が成立するところまで、選手監督スタッフの皆さんはもちろん、Jリーグやそのスポンサーの皆さんのチカラで持ってきましたね。
関わる企業体も多く、年齢層も広く、また海外との関わりも多く、利害関係に対立もたくさんあった、超高難度のプロジェクトだったと思います。ご関係者各位のみなさまには頭が下がります。ありがとうございました。
さて、我らがヴォルティスは、ロドリゲス監督の移籍報道などもあり、第36節町田ゼルビア戦はとても変な気分になりました。勝っても素直に喜べないというか、選手と監督の関係が大丈夫だろうか、などに、不必要に気を揉んでしまいました。
そんななか、徳島ヴォルティスというクラブも、キャプテンの岩尾選手も、そして、ヴォルティススタジアムのライターさんも、誠実な情報提供をしていただきました。おかげさまで応援する側も気持ちの整理がつきました。本当に感謝です。
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こんな波乱があった一方で、ことしのヴォルティスはいつものスタイルを継続してくれました。その結果として、首位に位置することが出来ていますね。
サッカーのチームにスタイルがある、というのは正直に言って、理解出来ていませんでした。ハードワークするチームとそれ以外のチーム、というのは見た目で分かりましたが。。
今シーズン、「あ、こういうのをスタイルと呼ぶのか」と腹落ちしました。
中心になる岩尾選手がいて、控えを含む選手がチームとして戦術を理解して連動していく、攻撃だけでなく守備も連動していく様子がはっきりと見えました。たまたまでたスーパなコンビネーションではなく、意図を持ったコンビネーションが随所に見られていると思います。
ただ、ボール保持ができずに攻め込まれたときはそんなにと言っては失礼ですが、超強力なディフェンダーがいるわけではありません。まずボールを渡さないことや、お互いのカバーリングの正確さと早さが秀逸で、これがまさにチーム力というかスタイルと言えるもののように感じています。
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ギラヴァンツ北九州戦では、ディフェンダー陣の著しい成長にチームはずいぶん助けられて居るように見えました。田向選手、福岡選手は目を見張るものがありますね。内田選手や石井選手は安定感がましましたし、プレーの選択肢ひとつひとつに意図が見え、自信が伝わってきますので、見ていて楽しいです。
これまでのヴォルティスのバックパスと、今シーズンのバックパスはまったく別物ですね。次はどういう仕掛けをしていくのか、どんな意図で回しているのかを想像することを、観る側として楽しませてもらってます。
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あとのこり4試合となりましたが、気持ちよくシーズンを終えるためにも、選手・監督・スタッフの皆さんにおかれましては、感染症には充分お気を付け下さい。
我々サポーターも、気をつけて、良いシーズンの締めくくりとしたいと思います!
頑張れヴォルティス!
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