ローテーション出来るチーム、を感じた連戦でした

こんにちは。


ホーリーホック戦、コンサドーレ戦と連勝しましたね!
ホーリーホック戦の後の大崎選手のインタビューからは、プレーオフを逃した消化試合という意識はまったく感じられない、プロの鑑の姿勢が伺えましたね。


この2試合は、連戦で中2日でした。今シーズン前半は、固定メンバーでのスタメンを繰り返しており、選手のケガを心配していたことを思い出します。


ただ、今回は明らかに違いました。
しっかりとローテーションを組んでいます。


ホーリーホック戦は、古巣で意気上がるトミダイ選手を、ボランチのカルリーニョス選手に代えて井澤選手を、という起用でした。「カルリーニョス選手が居なくても勝てるんだ!」という意気込みが伝わってきます。前線からの激しいボールチェイスを起点にした、選手全員が奪いに行くまさに組織的な守備が決まり、序盤のつばぜり合いを制した試合でした。


昨日のコンサドーレ戦は、休ませていた木村選手・カルリーニョス選手・橋内選手が出場。一方で、コンサドーレは都倉選手などほとんどの選手がターンオーバーをしないスタメン構成でした。



中2日で、しかも昇格のプレッシャーが掛かる試合。スタメンをいじれなかった監督の苦悩があったのかも知れません。体力が万全でないコンサドーレの選手は、ヴォルティスの選手にほぼ押さえ込まれていました。



まさに監督・スタッフの采配が結果を左右したのだと思います。ヴォルティスは序盤のつばぜり合いこそ対等でしたが、徐々に優位を築いていったと思います。


また、この試合でも長谷川選手はビッグセーブを連発してくれました。試合がグッと締まりますし、ディフェンス陣も集中を切らさずに終盤の猛攻を耐えてくれました。


ヴォルティスの選手層を厚くし、ローテーション出来るまでに熟してきたのだと思います。もうすぐシーズンオフになってしまいますが、こうしたローテーションを組めるような戦力を保って、来シーズンに入れることを祈らずには居られません。


選手の皆さん、監督、スタッフの皆さん、素晴らしい試合をありがとうございました!