第4節 FC琉球

こんにちは。


FC琉球、強かったですね~。
ヴォルティスは早くも連敗してしまいました。


「前年J3だから」という贔屓目なしに見て、首位のチームは勢いがありますね。
お互いの1点目は、お互いのチームのハードワークが実ったものだったので、妥当なものだったと思います。


ただ、FC琉球の2点目には、ヴォルティスとFC琉球の違いが見て取れたように思います。


FC琉球の13番の選手、サイドの深い位置でディフェンダーがついていても、安易にバックパスやクロスを上げてきませんでした。
果敢にゴールエリア付近まで侵入しようと試みます。


2点目につながったシュートは、ほとんどシュートコースがないなかでも、誰かにパスを渡す(だれかに預ける)ことを考えずに、ゴールの枠に入れることに集中していたように感じました。


昨日のヴィッセル神戸でのイニエスタ選手のアシストもゴールエリアまで運ぶことで得点につなげていますね。

FC岐阜戦の「岸本選手がさんざんクロスを上げているのに得点のにおいがしない」から始まり、ヴォルティスはサイドの深い位置までボールを運べますが、ほとんどのケースでペナルティエリア外からのクロスで終わっているような気がします。

今はフロンターレの馬渡選手、2017年開幕戦での杉本太郎選手へのアシストは、サイドで怖がらずに中に入ってくるプレーがあったと思います。あのとき馬渡選手はもらったパスを止めるのではなく、前方にトラップして中に切り込んできました。

最近のヴォルティスは、ボールを取られないんですが、一度ボールを止めて⇒判断して⇒パス、というふうにテンポが遅いですね。ディフェンスラインのパス回しのテンポが、サイドアタックの時にも続いているようなもどかしさです。

FC琉球やJ1で躍進している大分トリニータなどはこのあたりのダイレクトプレーが相手ゴール近くで多くなるのでフィニッシャーも仕事がしやすいように見えます。


ヴォルティスの選手は技術がありますので、戦術に過度に縛られないのびのびとしたサッカーを見てみたいですね。


監督選手スタッフのみなさん、そして現地に行かれたサポーターのみなさん、沖縄までの遠征、お疲れ様でした!



では。